フランスで3人に1人が観た映画！「最強のふたり」

予告の時から見たかった
松たか子と阿部サダヲの「夢売るふたり」


もう終わっていたと思っていたのに
映画館のHPでタイムテーブルがありました。

いつもの悪い癖でギリに映画館に着き
10番シアターへ走りました。

もう予告やってます。
若い黒人の男性と病気気味のおじさんが車で
カーチェイスしてます。

あれやけに長い予告編だわ〜。
もう5分以上やってますよ！

アレ！まさか！そんな！
慌てて外に出て、
松たか子の「夢売るふたり」ですよね。って訊くと
ポスターさして「いえ、最強のふたりです。夢売るふたりは
もう終わってるんで……」

まぎらわしぃ〜！
形容詞だけ変えたタイトル同じ時期にやめてよ！



しかたなく「最強のふたり」観ました。
ハンググライダーの事故で
顔から下全身麻痺の大富豪フィリップ
そしてそこへやって来た介護士の黒人青年ドリス。


ドリスは雇い主であるフィリップに迎合しないどころか
自分のやり方や品のない下ネタをフィリップに
ぶつけるドリス。
表面的な同情でしか自分に近づく人間しかしらない
孤独なフィリップの懐に本音をぶつけるドリス。

小さい時から傷つき苦労したドリスの
優しさが胸に染みます。
そして顔の表情だけでの演技のフランソワ・クリュゼ。
品のある顔立ちがこの役にはピッタリです。

ドリスが去ってしまい、再び孤独になるフィリップが
発作を起こして、ドリスが駆け付けるシーンでもう涙です。



実話を基にしたフランス映画です。
これは男性二人の疑似家族、そして恋愛映画です。
ホモとかゲイではなくどちらかが
女性だったらメチャすてきな恋愛映画。
愛情が深く濃いいんです！

人間として愛し合うって理解しあうって
こういう事なんだ　と教えてもらった映画です。

英題の「Untouchable」意味を調べてみたら
「かけがえのないもの」　「おかされてはいけないもの」とありました

こんなにいい映画間違えて観る事できて
超ラッキーでした。

見そびれた「夢売るふたり」はDVDでみます。