ヒョンジュン！知りたい！「感激時代」②

ヒョンジュン、昨日は朝まで飲んでいたんでしょうか？

めちゃイイ顔してますね。
楽しくおいしいお酒なら、私も嬉しいです！


ヒョンジュンにしてみたら
甘党の私が気に入った
この焼酎と生クリームのコラボなんてしたら
怒られそうだね。



さて1931年の満州事変は、
日本政府がやった事ではなくて
関東軍と言う軍の組織がおこなったものです。

・満州国にいた日本軍は、南満州鉄道の一部を爆破し、これを中国軍のわざだとして、
　中国と戦いを始めた。この事件をきっかけに日本軍は、満州を占領した。
　
・満州の中国軍を追い出して、満州を日本のものにしなければ戦いは起きなかった。

軍の人間は政党政治（議会で多数派となった政党が主導権を握る近代的な政治）を打倒し天皇中心の国家にしようと思ってました。

1932年（昭和7年）
5月15日の日曜日、
「満州国」の承認に二の足をふんでいた犬養毅首相が
海軍青年将校らに「話せばわかる」と言ったのに
「問答無用」と言って切られて殺されます。

これが五.一五事件です。
5月15日に起こったからそういうんですね。

ウパルン、この「話せばわかる」って
台詞だけはよく覚えてますよ！

そして満州では清朝の最後の皇帝愛新覚羅溥儀を
担ぎ上げて同じ中国に「満州国」を作ってしまいます。
愛新覚羅溥儀とは「ラストエンペラー」と言えばわかりやすいかな？



私も初めて知りました！
「ラストエンペラー」が満州国の皇帝だったなんて……。

中国の俳優ジョンローンが演じて坂本龍一さんも出演していた映画があります。
なんと監督はベルトリッチですよ！


勝手に中国に「満州国」を作った日本に
国際連盟は，日本に満州から軍隊を引き上げる様に
求める決議が行われますが、
1933年2月24日
日本はこれに抗議して国連を脱退してしまいます。

完全に世界からハチにされましたね。


それから、政党政治はなくなります。軍がすべてをリードして
日本を統率する武力国家になってしまいます。

1933年（昭和8年）
日本は中国での勢力を広げるために
満州国と隣り合った地域を中国の国民政府から引き離し
第二の満州国を作ろうとします。

この動きに全中国で反日・抗日活動が活発化してきます。

そして中国で対立していた蒋介石率いる国民党と
毛沢東率いる共産党が抗日の一点で一致して共同戦線を
はる様になります。

1937年7月7日に北京郊外の「盧溝橋」（ろこうきょう）で夜間練習中の日本軍の上空を
十数発の銃弾がとんだ事でした。
誰が打ったのかその真相は不明ですが、
これをきっかけに日本軍は中国軍への攻撃を始めました。
これが日中戦争で、これから長い戦争が始まります。

日本軍が上海を占領した後、
当時の中国の首都「南京」を攻撃した際に
「南京大虐殺」という民間人までも含めた
10万人〜20万人もの大量殺害がおこなわれたと言う本と
実際は行われなかったと書かれているものがありました。

とてもわかりやすい攻略図があったんで掲載しますね。

ヒョンジュンの「感激時代」はまさに
日本と中国の日中戦争時代が背景にあるんですね。
だから背景セットにも日本語の看板があるんだね。

岩崎書店「歴史を知ろう」
小学館「日本の歴史」
ポプラ社「アジア・太平洋戦争」より抜粋しました